歴 史
『祇園さん』の名称で親しまれている八坂神社の
創建については諸説あり、はっきりしないようですが、
一説では大和時代、高麗の調使であった伊利之(いしり)の
後裔・八坂氏が朝鮮の牛頭(ごず)山に祀る牛頭天王を
移したことに始まるともいわれています。
また帰化した八坂造(やさかのみやつこ)一族の氏神だった
感神院が起源とも。
堂々とした姿の本殿は、
2棟の建物を一つの屋根に治めた"祇園造"で、
承応3年(1654年)に再建されており、
国の重文に指定されています。
ここにはスサノオノミコト・櫛稲田ヒメノミコト、などが
祀られています。
見どころ
厄除け、商売の神として京都の人に親しまれ、
舞殿には祇園の飲食店が奉納した提灯が数多く並んでいます。
初詣の神社としても市民には名高く、
大晦日の夜から元旦にかけて、
西桜門前の四条通はおけら参りの参拝客であふれかえります。
八坂神社